今年も宅建受験お疲れ様でした。
合格発表がされ、喜びを分かち合う人、リベンジを誓う人、様々だと思います。
なかでも最も悔しい思いをされているのは、自己採点では合格だったのに、結果が不合格だった人ではないでしょうか。
結果に納得ができずに情報開示請求をしてクレームを言ったら、ワンチャン合格に変わることがあるのではないかという考えがよぎります。
しかし結論として、情報開示請求をしたうえで不合格から合格に変わる可能性は残念ながら限りなく0です。
あるとすればマークシートを読み取る機会が壊れてましたとかいうニュースになりそうなレベルのトラブルが起きたとかそんなときぐらいでしょう。。
情報開示請求にかかる労力を考えてもつらくなるだけ
いやいや…それでも納得できないからクレーム入れてやる!という憤りを感じるのも分かります。
実際私も「マークシート読み取る機械が絶対正しいとは限らないだろ」なんて考えたことがありますから(笑)
ここでいったん冷静になってほしいのが、意外と情報開示請求には費用も労力もかかるということです。
必要書類もそれなりにあり、最低でも約2000円ほどかかります。
小為替購入したりするのに郵便局へ行ったりと、地味に面倒な手続きも必要になってきます。
手続きから合格点を知るために郵送期間も含めると約1ヵ月前後もかかります。
さて…冒頭でも言いましたがここまでしても合格に変わる可能性は限りなく0です。
言わずもがな…納得できないからクレームつけるために情報開示請求をするのはナンセンス。
全国の宅建受験者の納得できないという問い合わせをされても機構にも迷惑をかけることになります。
合格発表がされたら、素直に結果を受け止めましょう。
自分のマークシートミスを知るための情報開示請求ならアリ
情報開示請求でもらえるものは、点数を知るためのものと、読み取られたマークシートの結果が分かるものがあります。
このふたつを請求すれば、自分がマークしたつもりだったはずの番号ではないものが読み取られていることがあるかどうか確認できます。
原因としては、
自己採点時のために答案と違う番号で記録していた
消し方が甘かったりして読み取りが違う番号になっていた
など、様々なことが考えられますが、真相までは分かりません。
あくまでも自己採点
どんなに嘆いても、結局は自己採点で、行政に歯向かっても証拠がないので負け戦なんですよね…
頑張ってきた人だからこそ悔しい気持ちも永遠と残るような気がしてしまいます。
その悔しさは忘れず、早めに糧にしてしまいましょう。
マークシートは最低でも3回は見直した
私は日ごろから凡ミスをすることが多いので、マークシートだけは毎年3回以上は確認するようにしていました。
ここまでやります!私のマークシート見直し方法
どんな見直し方をしているのか、為になるか分かりませんがせっかくなので紹介します↓
最後の部分が結構重要で、この見直しで合否を分ける1点を取れるかどうかに関わってくることがあります。
実際わたしも「正しいものはいくつあるか」という問題で、問題には〇(正しい)を2つつけているのに、答案は正しいものが1つの選択肢を選んでいました。
気づいたのも試験終了5分前で、このミスのせいで他のが全部ズレてるんじゃないか不安になり、また最初から見直し。
かなり冷や汗をかいた記憶があります(笑)
どんなに集中していてもミスはするものですね…
ちなみに どんなに自信があっても合格証が届くまで不安は続きました
1点差で落ちた年は、どうなるんだろうという不安もありましたが、正直その時は自己採点は34点だったのでありえないなという感じでほとんど諦めてました。
合格した年は自己採点は44点。
嫌味に聞こえるでしょうが、44点でも合格発表まではずっと不安でした。
それこそマークシートが全部ズレていたら、自己採点44点だろうが落ちる可能性はありえるからです。
何度自分が書いたマークシート返してもう一度確認させてくれと願ったことか(笑)
ちなみに情報開示請求は、合格発表後にしかできないので、ほんとにただただ発表を待つしかありません。
宅建講師であるYouTuber【あこ課長】も、配信で合格証書をもらうまではずっと不安は続きましたよ!と言っていたのを思い出し、自分がそれを経験するとは思ってもいませんでした。
自己採点で合格を確信して、そそくさと登録実務講習の予約を始める人たちが羨ましかったです。
どっからその自信来るんだと。。
宅建試験…私にとってはどこまでもメンタルを削られる大変な試験でした…!